9月上旬
自宅横で生まれたばかりの子猫たちがいるのですが…というご相談がありました。
まだ生後1,2日くらいで傍に母猫もいるとのことでしたが、何か嫌な予感がして様子を見に現地へ向かいました。
事前に頂いていたお写真で、母猫が住宅の間の壁の隙間へ逃げ込んだとの情報があったので子猫の声がする所を重点的に探索。この日は下見のつもりで、まさか保護するとは思ってもいなかったのですが、子猫たちを住宅の壁の隙間で見つけてしまいました。
そこには生後1~2日ではなく、生後約1か月前後の子猫たち。
母猫が人から隠そうと隙間に運んだけれど、成猫はブロックの上に乗れても子猫は落ちてしまうという隙間でした。
子猫はびっちりと隙間にはまってしまって、自力で動けない状態。
ママ猫を隙間で見つけましたというご連絡を頂いてから、約1日半が経っており、いつからこの状態だったのかは分かりませんが
おそらく諦めてしまったのか、傍には母猫ももうおらず一刻を争う状態でした。
ご依頼をしてくださった方や近隣の方にご協力を頂き、なんとか数時間かけて無事4匹とも隙間から救出。
低体温になっており(子猫にとって低体温は危険)すぐにいつもお世話になっているミルクボランティア様にお願いをし、緊急で受け入れをして頂きました。
一生懸命に温め、数時間後には動けるように回復してくれ、一安心となりました。
念の為に数日様子を見ていましたが、現在特に後遺症などもなく、一生懸命に大きくなろう、生きようとミルクを飲んでくれています。
珍しいブラックスモークの毛色にトラ柄が入った4きょうだいです。
少し毛足が長いように感じる子もいます。
まだまだ小さいので譲渡会デビューは先ですが、気になる方がいらっしゃいましたらぜひお問い合わせくださいね。
壁の隙間に落下した子猫たちの保護
保護猫紹介

