とあるお庭で3匹のママ猫が10匹の子猫を産み落としました。
まだ世界のことなんて何も知らない小さな命たち。
そのままでは助からなかった子たちを、個人で活動されている優しい方が見つけ、保護をして下さいました。
他団体様とも協力することとなり、小さな6匹の命がかぎしっぽへ。
やって来た子たちはみんな重い下痢で猫風邪で目も炎症がひどい子がいました。ミルクを飲んでも飲んでも栄養が吸収されず、寝床も身体も汚れてしまうほど弱っていました。
検査の結果も厳しいもので、病院に通いながらの毎日。
先生も、ミルクボランティアさんも、ただ“生きてほしい”一心で支えてくれました。
それでも、2匹は小さな旅に出てしまいました。
名前を呼んであげる間もなく…あまりにも早い別れでした。
残された4匹は、あの子たちの分まで力いっぱい生きています。
食べて、遊んで、甘えて、今日を全力で生きています。
今回の動画では、そんな強くて可愛い4匹をご紹介します。
🐾 しーちゃん & くーちゃん
寄り添って生きてきた仲良し兄弟。
過酷な状態を一緒に乗り越えて、2匹ともやさしい性格に育ちました。
🐾 モモンガくん
跳ねながら遊ぶ姿がまるで生きる希望そのもの。
小さな体で新しいものに目をキラキラさせて遊ぶ姿に私たちが励まされました。
🐾 チョビくん
片目を失ったけれど、その瞳は誰よりも真っ直ぐに未来を見ています。
痛みも苦しい時乗り越えて、全力で甘えてくれる本当に強い子です。
ここまで生きてくれたこと、それだけで奇跡のようです。
だからこそ、この子たちには
“もう怖い思いをしなくていい未来”
“ずっと名前を呼んでもらえる日々”
をプレゼントしてあげたい。
この動画が、たった一つの「運命の出会い」につながりますように。

