酸素室へ移動した後からです。
フランくんの急変については前回の投稿をご覧ください。
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酸素室へ移動したその頃にはフランくんはぐったりしており、正直「もう助からないかもしれない」という思いが頭をよぎりました。
それでも急いで代表へ連絡し、かかりつけの獣医師に連絡を取っていただきました。
日付が変わり0:20頃、深夜にも関わらず「ガムシロか砂糖水を1滴あげてみてください」とご指示をいただき、急いで砂糖水を作り、少しずつ口に含ませました。
しばらく酸素室の中で様子を見た後、さらに砂糖水をあげるためフランを抱き起こした瞬間、驚いたように勢いよく身体を起こし、ふらつきながらも自分で動き始めました。
それまで見られていた痙攣のような動きや開口呼吸も落ち着き、本当に奇跡のような瞬間でした。
幼齢の子猫は離乳していても、きちんとご飯を食べていても、身体はまだ未熟です。
もともと子猫の間は肝臓に糖分を蓄える機能が低く、今回は短時間で嘔吐を繰り返したため、低血糖の症状が現れてしまったのだと推測されます。
“元気そうに見える”
それだけでは安心できない時期があります。
今回は初回の嘔吐から深刻な症状が出るまで、約4〜5時間でした。
もしお留守番している間に起こったら?
獣医さんに連絡が取れない状態だったら?
最悪の事態が起きていたかもしれません。
月齢が小さい子を引き取りたいとおっしゃってくださる方もいます。
預かりボランティアをご希望くださる方の中にも、ミルクボランティアや幼齢の子猫のお世話を希望してくださる方もいらっしゃいます。
手を挙げてくださること自体、本当にありがたく、とても心強く感じています。
ですが今回フランくんを担当してくださっていたのは、何年も数多くの乳飲み子を育て上げてきたベテランのミルクボランティアさんでした。
そんな経験豊富な方でも、突然の急変には強い緊張と不安に襲われるほど、幼齢猫の体調変化は予測ができません。
そのためかぎしっぽでは、幼い子猫の譲渡をお断りしており、ミルクボランティアや幼齢猫の預かりについても、経験のある方へお願いしています。
(もちろん経験を積んでいただき、いずれお願いする場合がございます)
パート3へ続きます
突然命の危機に陥ったフランくん【Part2】
保護猫紹介

