きくちゃんが、お空へ旅立ちました。
きれいな三毛柄で、優しく人懐っこい女の子でした。
きくちゃんは2024年12月、雪が積もる地域の多頭飼育のおうちから保護した子です。
全部で12匹保護したうち、きくちゃんを含む6匹はエイズと白血病のダブルキャリア。残る6匹もエイズキャリアという飼育環境、さらに半外飼いという過酷な環境の中で生き抜いていましたが、それでも人が大好きな子でした。
保護当時は1歳ほど。ダブルキャリアでありながら体調は安定しており、よく食べ、よく遊ぶ子でした。
2025年4月には、じろーくんと一緒に預かってくださるご家族と出会い、温かい環境の中で穏やかに過ごしていました。
2025年11月末、呼吸の異変に気づき受診。腹水が確認されました。同じ環境から保護した子に3頭FIPの発症例があったため検査を行いましたが、FIPは否定的。その後さらに検査を進め、リンパ腫と診断されました。
まずはステロイド治療を開始し改善が見られましたが、間もなく再発。体への負担や生活環境を考え、何度も何度も皆で治療方針について相談をしました。
再発までの期間が短かったこと、余命が限られた中でご家族やじろーくんと離れてしまうことがどれほど負担になるのか。治療をしても余命がどれだけ延びるのかも分からない状況でした。
点滴・ステロイド・食欲増進剤などを続けながら抗がん剤治療を始めようかとした矢先、再発から約1か月後の晩に体調が急変。
そのまま翌日の2026年2月3日21時ごろ、静かに旅立ちました。
どのように治療してあげることが正解だったのか、その答えは今も分かりません。
2024年12月に保護してから1年と少し。長い時間ではありませんでしたが、安心できるおうちで過ごせたことは、きくちゃんにとって大切な時間だったと信じています。
これまで応援してくださった皆さま、支えてくださった預かりボランティアのご家族さまに心より感謝いたします。
きくちゃん、ありがとう。
またね。


